夫婦別姓

夫婦別姓を選べないのは、先進国で日本だけらしい。なぜか?

私は1回の離婚を経験しています。

​最初の結婚の時は何もおかしいと思わなくて、むしろ大好きな夫と同じ姓になれて嬉しいとさえ思いました。

​しかし、結婚の中、生まれ育った姓を失った寂しさもありました。また、保険・運転免許証ほか、各種免許の名義変更の手続きの煩雑さが大変でした。不動産や車を持っている方はなおさらだと思います。

離婚しました。また、以前の姓に戻ることにしました。また名義を変更しました。これにはまいりました。

しかし、自分の姓に戻れたという嬉しさがありました。本来の自分に戻れたような気がしました。

もう、自分の姓を失いたくない思いがします。自尊心が姓によって保たれている気がしました。

​私は、選択制の別姓制度がいいと思うようになりました。

日本は結婚したら夫婦が同じ姓を名乗らなければいけない、と民法で決められています。その背景には、「夫婦は同じ姓じゃなきゃ意味がない」「絆が壊れる」「子供の姓はどうするのか」などなど、夫婦・家族は同姓であるべきという考え方があります。  別の方も、結婚したときは相手の姓になることに何の疑問も持ちませんということでした。むしろ「名字が変わることで昔とは違う自分になれる」「結婚したことが周囲に一目瞭然」などと誇らしい気持ちだったように思います。  しかしいざ姓を変えるとなると、とてつもない嫌悪感が襲ってきました。夫のことは好きでしたが、夫の家族は単なる他人です。その「家」に入るような感覚が、イヤでたまりませんでした。「姓を変えるのが嫌だ」と夫に訴えましたが「俺は男だから嫌だけど女だからいいだろ」と言われ、自分の感情を夫にすら理解されない淋しさを感じました。

さらに日本は、今すぐにでも夫婦別姓を認めなければならない状況にあると、打越先生は言います。 「それは日本が1985年に批准している『女性差別撤廃条約』に違反しているためです。これは1979年に国連で決まった条約で、男女が同一の権利を確保し、女性に対する差別の根絶を目的としたものです。  この委員会から、日本は繰り返し勧告を受けています。その内容は『女性の再婚待機期間の短縮や法定婚姻年齢の引き上げ、夫婦別姓や婚外子に対する差別の撤廃』などです。  このうちの夫婦別姓以外については動きがありました。残るは夫婦別姓を勧告に従って取り入れることが急務なのです」

夫婦別姓を法律で認めていないのは、今や、世界で日本だけなのだそうですね。 「夫婦同姓が定められていたアメリカは1970年代に、ドイツは1993年に、オーストリアとスイスは2013年に別姓が認められました。タイでは夫婦同姓強制の条文を違憲とする判決を受けて、2003年に選択的夫婦別姓を実現しました。別姓か同姓かだけではなく、結合姓も選べるなど、選択肢が多い国もたくさんあります。  世界各国で夫婦別姓が推し進められてきた理由は、同姓を強いることで妻が自分の姓を失うことになり、女性差別につながるという国際的な判断なのです

夫婦が別姓にしたら、子供の姓はどうするのかと言っている人もいますね。

「その点様々な法制があります。子どもが生まれるときに都度決める国もあれば、父母の結合氏にしている国、父の氏にしている国もあります。複数の子の氏を統一するところもあれば、統一しないところもあります。  1996年の民法改正案要綱では、婚姻時に別姓を選択した場合、その時点で子の氏を父又は母の氏に統一して選択することになっていました。いずれにせよ、諸国で別姓の父母の子に何か問題があるということもききません。  実際に一方が通称使用している夫婦や事実婚夫婦で子どもがいる方もいますが、家庭内で姓が違うことで困っているという話は聞きません。むしろ他人から『どうしておかあさんと姓が違うの?』と子どもが聞かれるので説明に困る、という声があります。  選択的別姓が認められていないから、違和感を持つ第三者がいるということでしょう。選択的夫婦別姓を認めたら、違和感はなくなっていくはずで、全体としてメリットが大きいんですよ」  多様性=人はそれぞれ違うことを受け入れようという意識が大切なんですね。

日本では、妻が夫の姓に変えることがほとんどで、これは「女は嫁いだら夫の家に入るもの」という考え方に繋がるそうです。「嫁なんだから我慢しろ」「**家の嫁らしく」といった言葉にウンザリしたことがある人も多いでしょう。  自分の姓を使い続けるという小さなことでも、認められれば、差別の解消につながるわけですね。  それじゃなくても日本は男女平等の度合いを示す「ジェンダー・ギャップ指数」で、対象国144カ国のうち114位という惨憺(さんたん)たる順位なのです

筆者は、オーストラリア人の女性と別姓について話していたときに「日本では別姓にすると家族の絆が薄れるという意見があって、認められていない」と言ったら「なぜ絆が壊れるの?」と聞かれて答えられませんでした。  彼女のご家族は別姓ですが、それで深い絆を気づいているのだから当たり前の質問です。  今回訴訟を起こしたカップルや、運動に賛同している事実婚の議員の方々の話を聞いていると、みなさん夫婦間で様々なことをよく話し合っている印象でした。家族でいちばん大事なのは、相手を尊重して傾聴する姿勢と、言葉を尽くして自分の意志を伝えるスキルではないでしょうか。  そうして他人を認めることで、みんながハッピーに過ごせるーーそれが「選択的夫婦別姓」の本当の意味なのではないでしょうか。  裁判の動きや夫婦別姓の基礎知識は、「別姓訴訟を支える会」のサイトツイッターで見ることができます。

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